【NEW】COSTA RICA Santa Teresa 2000

昨年初訪問したCosta Ricaでは、スペシャルティコーヒーの産地として名高いタラス地区に滞在しました。サンタ・マリア・デ・ドータはタラスの中でも古い街並みが残っているエリアです。もともとは気温の低さからコーヒー栽培には向いていないと言われていましたが、気候変動の影響で近年では最注目のエリアへと成長しています。この街の東側にある山がサンタテレサと呼ばれ、まさに農園とウェットミルが位置する場所です。

その標高の高さからくる冷涼な気候、そしてコーヒーが育つエリアと同等の位置にウェットミルがあることにより、チェリーの成育に加えてプロセスにも好影響を与えていることを体感することができました。

もちろんロケーションの面だけでなく、様々な品種の栽培にトライするなど常に革新を求め続けるロジャー氏のコーヒーへの情熱が更なるクオリティを産み出しています。その結果、昨年のCOEではwashed部門で見事優勝を果たしています。

今ロットのホワイトハニーは彼らが最も得意とするプロセスで、ごくわずかにミュシレージを残した状態でコンクリート製のパティオで2日間、その後高床式乾燥ベッドに移され、温室で10日間乾燥させます。

地　域：サンタ・マリア・デ・ドータ
農　園：サンタ・テレサ
生産者：ロジャー・ウレニャ
精　製：ホワイトハニー
標　高：1,800~2,050m
品　種：カトゥアイ

焙煎度：浅煎り

カッピングコメント：
桃、びわ、アッサム、カシューナッツ