【NEW】COSTA RICA Don Eli

昨年訪問したCosta Ricaでは、スペシャリティコーヒーの産地として名高いタラス地区に滞在しました。高い標高がもたらす気候変動が素晴らしい風味を作り出しているこのエリアでは、農園滞在中も晴れていたかと思えば急に霧が立ち込めてきたりと、頻繁に変わるマイクロクライメットの素晴らしさを身をもって体験することができました。

今ロットは滞在中、特にお世話になったモンテロ家が所有するマイクロミルのロットです。現農主のカルロスさんは、標高1,600m~2,000mの場所に3つの農園を所有しており、標高に合わせて育てる品種を区画分けしています。

最も高いエリアで栽培されているゲイシャ種で、2022年のCOE6位入賞という実績を残しています。

生態系を崩さずに自然と共存したコーヒー栽培を信念としているカルロスさんの農園は、様々な植物や果物が育ち、野生の動物たちもそこで生活するなど多様性に満ちています。

今ロットのミレニオ種は別名「H10」と言われる中米で開発されたハイブリッド品種で、エチオピアにルーツを持つルメ・スーダン種とサチモール種の掛け合わせで生まれた品種です。

地　域：タラス地区サン・マルコス
農　園：フィンカ・マンザナル
生産者：カルロス・モンテロ
精　製：ナチュラル
標　高：1,600~1,700m
品　種：ミレニオ

焙煎度：浅煎り

カッピングコメント：
ラズベリー、グレープ、ジャスミン、シロッピー